ハーツの仲間たちのルーツは
「写真好きの家族」にありました。
こんにちは、ハーツスタジオです。
今日は、ハーツのスタッフが子ども時代の写真を持って集まりました。いつもは、子どもたちの成長を写真に残しているスタッフですが、自分たちの小さな頃の写真を手に取りながら、当時の自分と家族に思いを馳せてみたいと思います。
写真好きはDNA?
家族の中に名カメラマンあり。
今回の座談会のメンバーは、以下の3名。
写真右から、
フォトグラファーの松野。
ヘアメイクスタイリストの似鳥(ニタドリ)。
コーディネーターの内山です。
みんな、実家のアルバムからお気に入りの写真を持ってきてくれました。
似鳥:松野さんは、お父さん似?お父さんと写っている写真が多いですね。
松野:小さな頃はお父さん似で、今はお母さん似ですね。母が写真を撮っていたので父との写真が多いんですよ。
似鳥:お母さんが撮っていたの?
松野:そうなんですよ、むかし写真部だったみたいです。
全員:ええ〜〜〜。
松野:でも、写真がすごく好きというイメージの母でもないんですけど……。
ふだんの何気ない家にいる時のような、くつろぎ系の写真が多いです。
似鳥:お父さん、めちゃめちゃいい笑顔ですよね。
松野:実は、こんなタイプじゃないんですよ。私とはあんまり話さないですし。(笑)今のパパたちとは違って、子育てには参加しない昭和の父って感じですね。
内山:でも、写真ではお母さんがカメラを向けているからですかね。すごく、リラックスしてる。
松野:そうですよね〜。こうして写真を見返してみるといい表情していますよね。
内山:似鳥さんの写真に写っているのはビデオカメラですか?
似鳥:父がカメラとかビデオがすごく好きな人で。ずーっと、撮っていた人なんですよ。だから、私は撮られることがすごく嫌で……。いつも、まただよ~って思っていたんです。(笑)
似鳥:内山さんの家はどう?
内山:うちは、おじいちゃんとお母さんですね。母方のおじいちゃんがカメラが好きで、その影響でお母さんも好きで。お母さんは芸術系の学校に通っていて、ちょっとカメラもかじっていたみたいです。
内山:似鳥さんのお家と一緒で、一眼レフのフィルムカメラで撮ってくれていたみたいです。
似鳥:写真にぼかしとか入っているもんね〜。
そうすると、みんな結構家族の影響を受けているのかな〜。どちらかと言うと本格的に写真を撮っている家だったのかもしれないですね。
写真が好きで、子どもも好き。
似鳥:みんなは、いつからこの仕事を目指したの?
松野:写真をやりたいと思ったのは高校生の時で。でも最初は、スポーツの写真を撮りたいと思っていたんですよ。
全員:え〜〜!そうなんだ〜!!
松野:その後、写真の専門学校に入ってから人物が好きになって。ポートレートが。そこから、ハーツにつながっていった感じですね。
内山:私は、中学生の時だったかな〜。
全員:早いね〜!
内山:それに、子どもと触れ合うことが好きだったので、その両方ができる仕事はないかと。写真も好きだし、子どもも好きだし。それで、めちゃめちゃ調べてハーツに行き着いた感じです。(笑)
内山:似鳥さんは、美容室に務めるという選択肢もあったと思うんですけど、写真スタジオを選んだのはどうしてですか?
似鳥:私も大学生くらいの時からトイカメラなんかで写真を撮っていて。一時、スターバックスに勤めていたんですけど、スタバの中にも写真部があったりして。趣味の範囲ですけど写真がずっと私の根底にあるんですよね。
全員:なるほど〜。
似鳥:美容師になるか、保育士になるかというのも小さい頃からずっと悩んでいた感じで。写真をベースに子どもも好きというキーワードで探したら、ハーツにたどり着いちゃった。
松野:みんな、自分の「好き」で探したらしたら、ハーツにたどりついちゃった感じですね。
似鳥:こんな仕事あるんだーって、感じでしたよね。
家族が応援してくれる、ハーツでの仕事。
松野:自分が写真の仕事に就いて、改めて自分の子どもの頃の写真を見たら、お母さん写真上手なんだなって。すごいいい写真じゃんって、思って。
似鳥:大胆な構図がいいよね〜。ニコパチだけじゃなくて。
家族の反応はどうでした。みんなが写真の仕事についたことについて。
内山:お母さんからは「やっぱり子ども系なんだね」って言われました。小さい時から子どものお世話が好きだったみたいで。
全員:末っ子なのに不思議だね〜。
内山:似鳥さんは?
似鳥:うちは、なんでも好きなことをやったらいいじゃん、という家なんで。(笑)
でも、甥っ子がハーツスタジオに撮影しに来た時に、一緒に来た父がすごく楽しんでいましたね。撮影セットを見たり、持ち帰ったデータを見たりして。「同じCanonのカメラを使っている」って。(笑)
内山:松野さんはどうですか?
松野:一度、全く違う仕事をしたくなって販売の仕事を経験して、それからハーツに入ったんですけど。その時は、母から「やっぱり写真なんだね」って、言われましたね。
似鳥:やっぱり、写真が良かったんですね。
見えること、感じることが変わる。
写真を振りかえるって、とても楽しい
似鳥:これはおじいちゃんですか?
松野:おじいちゃんのことが大好きで。おじいちゃん子だったんです。いつも一緒だったんですよ。
これは、3歳の七五三ですね。がんばってウインクしています。(笑)
全員:かわいい〜〜!!記憶ある?
松野:3歳はさすがに覚えていないな〜。この写真は、なぜか妹じゃなくて私がベビーベットに入っているという謎の写真で。(笑)
似鳥:赤ちゃん返りしたのかな?
松野:これは、そんなエピソードも含めて結構好きな写真ですね。
小さい頃の写真って、家族から自分が覚えていないエピソードを聞けることも楽しいですよね。
全員:確かに〜〜。
似鳥:私は7歳の七五三のことはうっすらと覚えていて。昔ながらの七五三で、“すごく嫌だった”という記憶なんですよね。
松野:何が嫌だったの?
似鳥:う〜ん。とにかく嫌だったという感覚だけあって。(笑)
この写真以外にも、もう一枚着物を着ているんですけど、二着ともおばあちゃんと母が着せてくれて。
全員:え~~~!!!着付けも、髪も〜〜!?美容師さんじゃないのに?!
似鳥:そう、着付けも髪の毛も。美容師さんではなかったので、すごく上手だったと思う。今、私が日本髪を結う立場なのですごいなと思います。
内山:血ってすごいですね〜。
似鳥:この写真はお正月で家族が集まっている時の写真なんですけど、母が「どうして嫌だったか覚えている?」って言うので、私も「聞きたい〜?」って。
そうしたら、「あの時、頭が痒かったんだよ」って。あんまり世間に公表したくないんですけど……頭シラミだったらしくて。(笑)
全員:えええ〜〜〜!!
似鳥:それで、ものすごく痒くって、とにかくふてくされた写真しかないんですよ。当時、プールとか子どもたちの間で流行っていたみたいで。私は、そんな理由は知らずに、ずっと“嫌だった”ことしか覚えてなくて。今回、はじめて知った衝撃の事実でしたね。(笑)
全員:すごく痒かったんだね。(笑)
似鳥:この時の写真は、テレホンカードにして家にあります。(笑)
当時、みんなテレカにしませんでした?
松野:あった、あった。テレカ!!懐かしい〜〜。
なんと、スタッフ似鳥の衝撃の事実が明らかに!!
そして懐かしのワード“テレカ”が出て来たところですが、本日はここまで……。
次回、後編をお楽しみに〜〜!!