HEARTS 「こどもと」と「かぞく」の写真スタジオ

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意外と知らない?「ひな祭りクイズ」

誰かに教えたくなる!
桃の節句の豆知識

春色のひなあられと、お雛様の脇でやさしく光るぼんぼりに、ドキドキわくわく。女の子にとって「ひな祭り」は、いくつになってもうれしいもの。
女性スタッフばかりのハーツスタジオでも「節句撮影」の準備万端です!愛らしいお雛様といっしょに桃の節句を心待ちにしています。

ひな祭り直前の今回は、ご家族で楽しんでいただける「ひな祭りクイズ」をお届け。
男の子ばかりのご家庭だって、お母さんは永遠の女の子!ぜひ、ご家族でトライしてみてくださいね。

Q.1「おだいり様」は、2人並んだ男雛のこと?

答え.「×」本当は、男女2人で「内裏雛(だいりびな)」

(解説)
「おだいり様=男雛」と思っている方が大多数なのでは?
でも実はコレ、間違いなんです! 

本来は、男雛と女雛の二人一対で「内裏雛(だいりびな)」なんです。
「おだいり様とおひな様~~♪」と、子どもから大人まで誰もが歌える童謡“うれしいひなまつり”ですが、この誤った歌詞が全国に広まってしまったとか…。

ちなみに「お雛様」も本来は女雛だけを指すものではなく、雛人形全体を指す言葉なんですって。

Q.2 ひな人形の顔立ちは、昔と今で変化した?

答え.「○」 目もパッチリ♡モダンな顔に

(解説)
まさにビフォーアフター!
江戸時代の雛人形の顔は、面長の顔に切れ長な目、能面のような静かな表情をしている物が多かった様です。

かたや最近の雛人形と言えば、目も大きくなり整った現代的な印象に。時代の流れと共にお雛様も変化を遂げているんですね!

Q.3 お雛様の並べ方は、全国共通?

答え.「×」 関東と京都では、左右逆に飾ります

(解説)
関西ご出身の方はご存知でしょうか?最上段の内裏雛の並べ方だけでも地域によって違いが。
結婚式の新郎新婦と同じく、関東では「向かって左側が男雛で右側に女雛」と飾るのが一般的です。

ですが、京都や関西の一部地域では左右逆に飾ります。これは、平安時代の古典的な風習を守っての飾り方。古典的なルール、現代的なルール、どちらも間違いではなく、ご家庭ごとに自由に飾って良いそうですよ!

Q.4 ひな祭りに「蛤(はまぐり)の潮汁」を作るのは、上品だから?

答え.「×」 夫婦円満をあらわす、縁起物!

(解説)
高級食材の蛤(はまぐり)ですが、ひな祭りのメニューに欠かせない大事な理由が!
二枚貝である蛤の貝殻は、対になっていなければピッタリ合いません。このことから、「仲睦まじい夫婦の象徴」として、生涯一人の人に添い遂げるという幸せへの願いが込められた縁起物なのだそう。

ちなみに平安時代には、美しい絵柄で彩られた蛤の貝殻の対を見つける、今で言う神経衰弱のような「貝合わせ」遊びが貴族の間で大流行。これ絶対に、トランプより難しい気がします……。
良縁の象徴として、貝合わせの蛤を納めた「貝桶」も、お雛様を飾る際に並べる大事な道具の一つなのだとか。

Q.5 ひし餅の色には、意味がある?

答え.「○」 「魔除け」「長寿」「厄除け」の色!

(解説)
ピンク、白、緑のひな祭りカラー。ひし餅のこの彩りにも秘密あり!
解毒作用のあるクチナシの実で赤く色づけした「魔除け」を意味する桃色、栄養価の高いヒシの実入りの白は「長寿」、緑色はヨモギの強い香りで邪気を払う「厄除け」をあらわしているそう。

ちなみに、ひし餅の形にも意味があり、魔除けの力があるヒシの実を模した、心臓の形をあらわした……など諸説あります。現在のひし餅はヒシの実入りではありませんが、女の子の健やかな成長を祈願するお供え物なんです!

こどもの成長を、祝おう、残そう。
ひな祭りの思い出づくりもハーツで。

いかがでしたか?飾って眺めるだけでなく、桃の節句の知識を深めると、お雛様への愛着もグッと深まるはず。
こどもたちの成長を喜びながら、今年もたくさんの笑顔あふれるステキなひな祭りをお過ごしくださいね。

そして、ハーツスタジオでも、お雛様と一緒にこどもたちの成長を祝いつつ、節句の思い出づくりのお手伝いをしていますよ。ご家族でのご来店、お待ちしています!