HEARTS 「こどもと」と「かぞく」の写真スタジオ

HEARTS 「こどもと」と「かぞく」の写真スタジオ

作家さんとつくるやさしい小物。

穏やかな表情でアトリエに佇むのは、造形作家の緒方朱梨(おがたあかり)さん。樹脂粘土という素材を使ってとってもチャーミングな小物をつくる作家さんです。


ある日、緒方さんがつくる「おきあがりこぼし」に出会ったハーツのスタッフは、そのなんとも可愛らしいフォルムや表情にひとめぼれ。ぜひ、小さな赤ちゃんの撮影で使用する、ハーツオリジナルの「おきあがりこぼし」をつくって欲しいとお願いしました。


やさしい手つきでコロコロと樹脂粘土を丸める緒方さん。簡単そうに次々にきれいな丸型をつくりながら「なんだかお団子屋さんみたいですよね?」と、照れ笑い。アトリエにはサイズや形が大小様々な白い粘土のかたまりが並び、色付けされる順番待ちの列ができていました。

絵本の世界のような美しい色彩

小さな赤ちゃんにそっと寄り添うハーツらしい「おきあがりこぼし」とは、どんなデザインが良いのか?緒方さんとハーツのデザイナーがじっくりと話し合い、ハーツの4店舗それぞれに違った絵柄を描いてもらうことに決めました。
そして、後日仕上がってきたイメージスケッチに思わず感激。絵画や舞台美術も手掛けるなど、アーティストとして幅広く活躍する緒方さんの感性が伝わるすてきなスケッチでした。


空や海、風や緑。自然をモチーフにしたやさしい色合いのデザイン。こうして、まるで絵本の世界を眺めているような、見たことのない美しい「おきあがりこぼし」が出来上がりました。

コロンコロンと響く穏やかな音色

子どもたちのピュアな表情を素敵な写真として残したい。ハーツがオリジナルの小物や衣装づくりにこだわるのは、そんな想いがあるからです。


揺らすたびに「コロンコロン♪」と響く鈴の音色もまた、おきあがりこぼしの魅力のひとつ。赤ちゃんたちも抱えたり、時にはかじったりととても嬉しそうです。
どれだけ倒しても必ず起き上がる「おきあがりこぼし」は、縁起が良いものとして家族の数だけ増やしていく地域もあるそうです。緒方さんの「おきあがりこぼし」も、見ているだけでホッと心が癒されます。

「いつか、絵本をつくってみたい」と話す緒方さん。「おきあがりこぼし」の他にも、樹脂粘土でつくったアクセサリーなど、いろいろな小物雑貨をつくられています。それがまたどれも可愛い♪ハーツの7周年イベントにも出品いただきましたが、またご一緒する機会があればと楽しみにしています。
ハーツの「おきあがりこぼし」も、各スタジオで子どもたちを待っています。ぜひ、いっしょに写真を撮りにきてくださいね。

→造形作家:緒方朱梨(おがたあかり)さんの雑貨ブランド「abarayam(あばらや)」はこちらから